DTMステーションのMIKU STOMPの記事がなかなか興味深い!

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ギターで初音ミクを歌わせるエフェクター、MIKU STOMPの実力 : 藤本健の“DTMステーション”

先日、「コルグからヤマハNSX-1搭載の初音ミク機器、MIKU STOMPが登場だ!」という速報記事としてお伝えしたコルグのMIKU STOMPがいよいよ10月31日、発売になります。その発売を目前に控えたMIKU STOMPをお借りすると同時に、実際MIKU STOMPという製品を企画したコルグの坂巻匡彦さん、開発をした加藤智幸さんにお話しを伺ってみました。

その結果、コルグのサイトにも書かれていない、マニュアルにも出ていない、いろいろな情報を聞き出すことができましたよ。想像していた以上に、MIKU STOMPはすごい実力を持った機材でした。ギターでチョーキングしたり、コードを弾くとどうなるかなども、しっかりビデオに収めてみたので、ぜひご覧く ださい。

こうやって見ると、本当に「飛び道具」的なエフェクターと言った感じで、なかなか面白そうな感じがしないでもないですね。

これがだいたい13,000円くらいで入手できるというのですから、ギタリストなボカロPの方はゲットすべきでしょうね。

ただ、初回出荷分は全て予約で埋まってて、次回出荷は未定というKORGの人気商品によくありがちな状態になっているっぽいようですが…。

 

それはさておき、一番気になるのは何故ヤマハの技術であるeVocaloidを使ったエフェクターを作ろうとしたのか?といったところですが、そこについては、

でも、コルグ製品の心臓部にヤマハのICが載ってるって、なかなか妙というか不思議ですよね。まずは、そこから坂巻さんに聞いてみたところ、
普 段からヤマハさんとはお付き合いがあるし、ICの売り込みなんかもあります。ウチも楽器メーカーなので、各社の音源チップはいろいろ試しているけど、やっ ぱり歌うのは面白いなぁ、と。これを使って製品作ろうと思っただけで、それがヤマハさんのチップだという意識はまったくありませんでした。もっとも社内で プレゼンテーションしたときは、『ヤマハさんのを使うの!?』とは言われましたが、『ええ、使いますよ!』って返したくらいです」と、あっけらかんとしています。
と言った感じで、KORGっていい意味で自由だなぁ、それだからMS-20miniとかvolcaシリーズといった面白いシンセを出せるんだなぁ、と思いましたね。
そして、
でも、僕がやったのは、そのくらいで、後はほとんど全部、開発の加 藤に任せっきりでした(笑)。ちなみに、最初にNSX-1についてヤマハさんとやり取りしたのは昨年の1月か2月。まだNSX-1を搭載した製品は何も出 ていないころで、いくつかのサンプルを作った上で5月にクリプトン・フューチャー・メディアさんのところに相談しに行ったんですよ」と坂巻さん。
そう、最初に例の“ウドン”と呼ばれるヤマハさんの開発ツールキットをお借りして、いろいろなプロトタイプを作ってみました。そのうちの1つがギターを弾くと歌うというものだったのです」と話すのは開発の加藤さんです。
やっぱり、弾くと歌うというのって楽しいじゃないですか。またVOCALOIDは、PCでいろいろ設定しないと歌わせられないため、敷居が高く感じられる面がありますが、ギターを弾くだけで歌わせられるなら、簡単でいいなって。クリプトンさんも賛同してくれました」(坂巻さん)
と言った具合に、KORGの坂巻さんの行動力には感服するものがあるなぁ、と改めて思ったりもしました。
あとひとつ興味深いものとして、Randomモードというやつなのですが、これについては、
Random1は日本語の歌詞をランダムに歌うモードです。これは ボーカロイドの楽曲の歌詞を約2万曲の歌詞をデータベース抜き出した上で、それによく使われている単語を1,000ほど抽出しました。これらをランダムに 並べているのです。ただ、本当にランダムにすると、あまりにもメチャメチャになるので、まず名詞、動詞、形容詞、副詞、接続詞などに分類しました。その上 で、名詞の次に動詞がくるのが何%か、動詞の次に形容詞が来るのは何%なのか、といった確率を設定して歌わせるようにしてあります。これによって、意味は デタラメだけど、何となくそれっぽい歌詞で歌えるようになりました」と加藤さん。
とのことで、もう一つのRandom2はこれの英語風バージョンということで、適当に弾くだけでもかなり楽しめる感じになっているようです。
あともう一つ疑問に思っていた、歌詞をMIKU STOMPに転送する方法がギターのPUを使う方法についても、
いろいろ試してみた結果、受話部分のほうがより正確にデータが送れるようです。またギターによってピックアップやトーンの具合が異なるので、うまくデータ転送できる設定を見つけてみてください」(加藤さん)とのことです。
とのこと。
今までのMIKU STOMPのレビュー記事は実際に本体を触ってみただけの記事でしたので、こういう実際の開発者の話は非常に興味深いです。
とりあえず、入手できそうなのはしばらく後みたいですが、できるだけ早くゲットしたいものですね。
そういえば、GLAYのHISASHIさんは無事に入手できるめどが付いたのでしょうか?(笑)

 

 

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