小林幸子が語る、ボカロ曲の魅力。

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小林幸子が語る、ボカロにしびれたワケ 本人がコミケ参加を振り返る!|KAI-YOU

 ──コミケでは5時間も並んで買いにきたり、9月25日からついにネット配信がスタートするなど、大反響の『さちさちにしてあげる♪』ですが、小林さんにとってボーカロイド楽曲はどのような存在なんでしょうか?

小林 はじめてボカロを聴いた時、それは今までに感じたことのない世界だったの。もちろん、前から初音ミク、彼女の存在は知ってたけど、いざちゃんと聞いてみると本当に良い曲がたくさんあるんですよ。

だから最初はそれをどうにかしてもっともっと多くの人に知ってもらうことってできないのかなって思いました。

だって1つの区切りだけで盛り上がってるじゃないですか。でも私が活動してる、いわゆる歌謡曲や演歌の世界なんてもっと狭いんですよ。

だから「どうしようかな」って色々迷ってたんですけど、そういう気持ちよりも先に私がおもしろがってきたんですよ。だっておもしろいでしょ?

それでね、色んなボーカロイド楽曲があるけど、最初に「千本桜」にはちょっとしびれましたね〜。

「千本桜」には、私が持ってる自分の中のフレーズがちゃんとあるんですよ。だからその仕組みが自分の中で組み立てられたんで、「これは絶対に良い!」って思いました。

あとはね、「さちさちにしてあげる♪」はいいけど、「いやいや、私が歌う〜?」って状況だったんですよ(笑)。でも、新しいモノ好きの私の最高のスタッフたちが「おもしろがってやってるんだったら、歌いましょうよ」って。

私はね、困ったときは「やれない」って言わない性格なんですよ。だから「やる!」って言っちゃって(笑)。

──ボカロの曲を歌う上で困ったことはありますか?

小林 困ったことは1つで、普通私が歌う曲をつくる人は、生身の人が歌って作曲していくわけじゃない? でもボーカロイドってコンピューターだからブレスするタイミングがどこにもないんですよ。

そんなこと人間だったら絶対にありえない。だから私の50年の引き出しを色々と開けながら、どこでブレスしようか、歌い方を試行錯誤しました(笑)。

だから「ここはブレスを倍入れた方がいいのかな」とか、色々考えて本当に勉強になった。ボカロを歌わなかったら、こんな勉強をすることはありえなかったと思います。すごく良い意味で勉強になりました! おもしろいですよ。

歌ってみます? ほんとに(笑)。

──一同(笑)。

小林 そもそもブレスなんて存在しないんだもん(笑)。あとは音域が無限大。男性のキーとか女性のキーとか関係ないの。もう平気で2オクターブ上とかいきなり出てきちゃって、最初は「え?」ってなって悔しいんだけど、出せた時は「やった!」って思うの。

いつになっても新たな勉強はとても良いですね。心が折れちゃうと困るんだけど、今のところなんとか克服できてる。ボカロって良い曲いっぱいありますよね。どうしたらもっと多くの人に伝わるのかな…

KAI-YOU様の記事にて「ニコニコ町会議 全国ツアー2014/檜原ニコニコ祭り」後のラスボスこと小林幸子さんに直撃インタビューしており、その中でボカロ曲の魅力、及び歌う際の苦労について語っております。

やっぱり歌手である事だけあって、ボカロ曲の持つ魅力やボカロ曲の考えられない音域の話とか、そして、どの様にしたら多くの人に(ボカロ曲が)伝わるのか…等、すっかりと小林さんはボカロ曲にはまってしまった感がありますね。

僕自身先日の夏コミでは小林さんのCDを買うために久し振りに大手列に並んだわけですが、本人はもの凄く気さくに対応しており、買いに来てくれた人々に愛情を持って接していたことが印象に残っております。それを見て、改めてプロの凄さを感じたというか何というか…。

インタビューの最初の方では、

演歌の世界のお客様とコミケやボカロ、ニコ動の世界ってまったく違いますよね。

だからといって両方の世界を融合させるんじゃなくて、両方のお客様に「こういう世界もあるんですよ」って、両方の世界の人たちに互いの世界のことを知ってもらう、見てもらうということが、武道館での50周年の私の使命だと思っています。

と語られている様に、ふたつの世界を体験した立場として、それぞれの良さを伝えていくとのことで、これからの小林さんの活躍を見守っていきたいと思っています。

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