「マジカルミライ2014」トークセッションからうかがえるVOCALOIDの成功と未来。

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初音ミクのクリエイターが世界に広がり続ける仕組みと実態がよくわかる「マジカルミライ 2014」講演を全編掲載

初音ミク自体は、みんなが創作する上で共通のテーマとなり、クリエイターにとってある種のインターフェースのような役割を果たすのですが、ご存じの通りイ ラストなどの創作物には著作権が発生し、著作権法の保護(縛り)が出てくるわけです。よって、初音ミクのイラストで二次創作を行いたいという人は、権利意 識が高い人であればあるほど、きちんとその辺の権利処理をクリアしようと確認をしようとしてくれるのですが、一方でこの手続きはクリエイターさんにとって 手間のかかるものだし、著作権を持つ当社にとっても、新たな業務が発生して時間と手を取られる、ということを引き起こすわけです。

この問題を解決するために考えた手法は、ピアプロ・キャラクター・ライセンスというルールを定め、あらかじめキャラクターが使われるシチュ エーションを分類し、指定した一定の範囲内であれば自由に使ってOKというルールを定めるというものでした。ここでは、非営利で対価を伴わないものであれ ば、自由にキャラクターを使っていいというルールを定めています。

引用元のGIGAZINE様のエントリは最初から最後まで読み応えのある内容なので、実際にはリンクをクリックして頂いて全文読んで頂くことをオススメします。

で、僕が引用させて頂くのピアプロ・キャラクター・ライセンスについてのさわりの部分なのですが、正直な話、初音ミクを始めとしたVOCALOIDが今年で10周年、ミクがブレイクして以降の7年も日本のコンテンツビジネスとして続いているのはクリプトンがクリエイティブ・コモンズを参考にしてピアプロ・キャラクター・ライセンスという「キャラクターを含めた著作権の仕組み」を作ったことがいい意味で影響しているのかなぁ、と思っています。クリエイター同士がリスペクトし合いながら作品を作り上げる姿勢が自然となる様なルールを作り上げたことで、VOCALOIDシーンの全体が一過性のものでは終わらず、未来を作り上げているのではないか、と思います。そしてVOCALOID自体も色々な展開が繰り広げられ、今でも常にどこかしらで新しい動きが生まれる状態にある、と思います。

そう言う意味では、VOCALOIDはまだまだ未来のあるコンテンツだなぁ、と改めて感じられる内容だなぁ、と思います。

今日でミクは7回目の誕生日を迎えたわけですが、これから10年、20年…と同じように、いや、それ以上の盛り上がりを見せながら迎えられるといいなぁ、と言ったところでしょうか。

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