楽器を吹きながらミクに歌わせる。Raspberry PIを使ったミクコントローラ「ミク語り」

mikugatari

「みんなのラズパイコンテスト」全受賞作品 – [優良賞]ミク語り、遠隔制御の顕微鏡、LEGOを拡張したケース:ITpro

 さまざまある楽器のうち、ギターやピアノは「弾き語り」ができるのが特徴です。演奏者が演奏しながら、その音色に合わせて歌うことができます。一方トラ ンペットやトロンボーンといった管楽器は、楽器を吹きながら歌うことはできません。本作品「ミク語り」は、そうした管楽器でも、演奏に合わせて歌を歌える ようにする、つまり弾き語りならぬ「吹き語り」をできるようにするものです。楽器を吹いている奏者自身が歌うことはできないので、その名の通り、ボーカロ イドの初音ミクが歌います。

管楽器にマイクを装着し、マイクから入力された音声をラズパイに入力します(図1)。この入力データから音程を判定。その音程に従って MIDIメッセージを出力することで、楽器の演奏に合わせて歌を歌わせます。MIDIメッセージの出力には、ポケミク(ポケット・ミク)を使用。ポケミク は、人の音声を演奏するキーボードタイプの音楽ガジェットで、歌声に初音ミクの音声データを使用しています。USB接続したポケミクにラズパイから MIDIメッセージを送信すると、初音ミクが歌ってくれます。

今から2年ほど前に「Raspberry PI」というワンボードマイコンが登場してからというもの、超小型PCとしては勿論のこと、電子工作に活用したりと色々と面白いものを作る人達を見かけたりしますが、そんな中、日経Linuxと日経ソフトウエアは2014年10月から12月にかけて、「Raspberry Pi」を使った作品のコンテスト「みんなのラズパイコンテスト」を開催したそうで、その中に持田 宏平さんによる「ミク語り」と言う管楽器の音でミクを歌わせる作品が優良賞として選ばれたようです。

仕組みとしては、管楽器の音をマイクから入力し、Raspberry PIで音程を判定し、MIDI信号に変換し、出力したものを「ポケット・ミク」に送ってミクが歌ってくれると言う内容で、リンク先の記事には簡単な紹介のみとなっていますが、「ポケット・ミク」も多くの方々が改造したりしているので、そういった意味では生まれるべくして生まれた作品だなぁ、と思ったりします。

 

楽器からミクに歌わせるものとして、既にKORGから「MIKU STOMP」が発売されていますが、個人ベースでこの様な面白いガジェット的なコントローラが出たことで、ミク関連の楽器製作に興味を持ってくれる人が増えたらいいな、と思います。

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