ボーカロイドの父こと剣持秀紀氏がVOCALOIDプロジェクトから離れることとなったそうです。

VOCALOIDの父 剣持氏が昇進。ただしボカロの開発からは離脱 – Togetterまとめ

すでに多くの皆様にご報告させていただいておりますし、ヤマハ(株)内では周知の事実ではございますが、改めてご報告申し上げます。

私、1月1日付けで辞令が出まして、ヤマハ株式会社事業開発部yamaha+推進室VOCALOIDプロジェクトから離れることになりました。

新しい部署は「事業開発部ニューバリュー推進室」で、そこで室長として、ヤマハ社内の新商品・新規事業に向かってのチャレンジを後押しするミッションを遂行することになります。

2000年にVOCALOIDの開発を始めて、苦しいことや楽しいこと、いろいろなことがありました。
中でも2007年後半の出来事は、私は生涯忘れることができません。
技術者として、あの瞬間に立ち会うことができて、本当に幸せでした。

これまで、VOCALOIDムーブメントを支えて下さったパートナー企業の皆様:クリプトン・フューチャー・メディアさん、株式会社インターネットさん、 AHSさん、1st Placeさん、Studio DEENさん、キューンレコードさん、Zero-Gさん、Power-FXさん、Voctro Labsさん、SBS Artechさん、Bplatsさん、ウィーブさんには非常に感謝しております。

また、このムーブメントを支えて下さったVOCALOIDソフトウェアのユーザの皆様、リスナーとして支えて下さった皆様、ムーブメントそのものをサポートして下さった皆様、その他の皆様、本当にありがとうございます。

そして何よりも、ヘイシャ内で私の思いを実現して下さったVOCALOIDプロジェクトメンバーの皆さん。どうもありがとうございました。私は、このような素晴らしい皆様に囲まれて仕事をすることができて、本当に幸せでした。私は「果報者」です。

昨年VOCALOID4を発表し、そしてそれを応用した製品を発売しました。
VY1V4およびVOCALOID4を使った楽曲を聴くと、更に人間に近づいた歌声に身体が震えます。本当にありがとうございます。しか一方で、私としては、自分の中のアイディアを出しきったことで、ひとつの区切りがついたとも感じております。

今後、VOCALOIDプロジェクトは、新しいプロジェクトリーダーが担当することになります。歌声に関して知識や経験も豊富で、深い洞察力を持つ方です。いずれ近いうちに皆様に新しいVOCALOIDプロジェクトリーダーをご紹介したいと思っております。

まだまだやり残したこともたくさんあります。それは新リーダーによって再定義され、新しい価値をもって皆様に届けられることになるでしょう。VOCALOIDの未来は明るいと信じております。

私がVOCALOIDプロジェクトを離れるからといって、VOCALOIDが今後後退するということは全くございません。それどころか、新しいリーダーの もと、新しい方針でVOCALOIDプロジェクトが進められることになります。私ができなかったことが、新たに実現されることになると信じております。

とは言え、VOCALOIDに関するイベントや講演などでは、時にはお邪魔させていただくこともあるかと思います。VOCALOIDの歴史について語るような場合には、お目にかかることもあるかと思いますので、その際はどうぞよろしくお願いいたします。

これからもVOCALOIDは発展しつづけます。今後ともVOCALOIDをどうぞよろしくお願いいたします。

VOCALOIDの立ち上げから従事し、いつからか「ボーカロイドの父」とまで言われるようになったヤマハの剣持秀紀氏が上記引用部(及びリンク先)にあります通り、2015年1月1日付でヤマハ株式会社事業開発部VOCALOIDプロジェクトから離れ、同社事業開発部ニューバリュー推進室の室長に任命されたとのことです。

剣持氏がVOCALOIDプロジェクトから離れる、と言う話は本日(1/30)未明に静岡第一テレビで放映された「’15ドキュメント静岡」(内容は「人の声に近づけたい ~ボカロが創る新世界~」と言ったもの)の番組内で紹介されたそうで、それを受けて剣持氏がTwitter及びfacebookにて上記引用文のメッセージを公開しました。

これについて、TwitterのTLでは多くの方々が剣持氏への感謝の言葉をつぶやいており、改めてボカロP及びボカロ好きの方々から愛されていたんだなぁ、と思うことしきりです。

…と、ほんの一部だけピックアップしただけですが、感謝の言葉の他にも剣持さんがいなくなった後のVOCALOID界隈が悪い方向に行ってしまわないか、と言う不安を漏らす方もいたりしますが、多くのボカロPやボカロメーカー、ボカロファンも支えてきた上で安心して次のステージに向かわれたのですから、祝福のエールを送りたいと、僕は考えてます。ボカロはボカロで今までどおりみんなで支えていくことが大事かと思います。

 

剣持さん、黎明期からVOCALOIDに携わって頂きありがとうございました。

僕はあくまでもボカロのファンとして、また底辺部にいるボカロPとしてではありますが、VOCALOIDという技術を目の当たりにしたことを非常に嬉しく思っています。

今後もヤマハの新商品や新規事業に携わるということで、これからどの様なワクワクを感じさせてくれるのか、非常に楽しみにしています。

剣持さんはVOCALOIDの事業からは離れていきますが、「ボーカロイドの父」としていつまでも皆の記憶に残ることでしょう。

もう既に新しい部署でのミッションが始まっているかもしれませんが、頑張ってください。

剣持さん、お疲れ様でした!

 

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